起源
1957年に結成された神戸イーストクラブでは、ライオニズムの高揚と国際親善のため、
アメリカのクラブとの間で子弟の交流を深めてはどうかと考え、地区大会の課題として提出し続け、
1960 年、M・バーシュタイン国際理事らが来日した機会に、日米交換学生計画が話し合われた。
これをきっかけにして計画は具体化に向かって、日米夏期交換学生委員会が組織され、
計画はゾーン会議の承認の下、1961年7月、日本9人、アメリカ13人の学生が相互に派遣交換され、
これが現在に至る青少年交換(YE)の第一号となっている。
そして、1961年10月、マイアミでの国際理事会で青少年交換(YE)計画が承認され、
1962年に国際理事会で正式な青少年プログラムと認められ現在に至る。
目的
前途有為のユースがライオンズクラブのスポンサーにより招かれて外国を訪問し、指定の家庭に一定期間滞在し家族の一員として待遇される。 この間異国の地域社会と観察体験しつつ、訪問先の人々とのman-to-manの関係を通じて相互理解を深め、新しく友愛が生れ国際感覚を養い、 親睦と協調の精神をつちかい、しいては世界平和に寄与することが目的である。
- 青少年たちに外国の若人と親しく接する機会を与える。
- 異なった文化背景をもつ社会においての日常生活を経験させる。
- ライオニズムを通して国際理解と親善を促進する。
運営
YCEはライオンズクラブのアクティビティである。地区YCE委員会は実施にあたって、 複合地区YCE委員会との密接な連絡のもとに運営され、一対一の原則、つまり一人派遣するので一人を受け入れるという原則を遵守する。